病薬ひろば

薬剤師を目指す方へ

2018年09月30日
薬剤師を目指す方へ  北信総合病院 下鳥 敦大

HP委員会


東京薬科大学 2017年卒

 こんにちは、初めまして。2017年4月から厚生連の北信総合病院の薬剤部で働いています、下鳥敦大です。
 当院の薬剤部は中央薬剤部門、医薬品情報部門、臨床薬剤部門の3つの部門に分けられています。入職してから、中央薬剤部門で先輩薬剤師に教えていただきながら調剤業務を中心に行っています。入職した年の8月からは、当直業務も始まりました。同じく10月からは、TPN(中心静脈栄養)の混注業務や小児科の注射薬調製、院内製剤の調製というように、携わる業務が少しずつ増えてきました。
 また、当院では、調剤業務のほかに入院センターで患者さんの面談を行います。面談では、持参薬や副作用歴、アレルギー歴の有無などを確認します。事前に中止しなければならない薬があれば中止する期間も一緒にお伝えします。一包化されていて患者さん自身で中止することができない場合は、かかりつけ薬局に依頼することもあります。患者さんとお話しする時、まだまだ未熟なためにうまく会話をつなげることができず、同席している看護師さんにフォローしていただくこともあります。その一方、患者さんからの質問に戸惑うこともありますが、薬剤師として患者さんを不安にさせないように努めています。
 このように充実した毎日を送っている私ですが、就職してから学生時代に学んだことを活かせる場面が多く、もっと勉強したことを覚えておけば良かったなと後悔しています。学生のみなさんがいま勉強していることは、いつか役に立つ時があると思います。そして、学生時代に学んだことを一番活かせる職種は、私は病院薬剤師だと感じています。まだ、どのような薬剤師になりたいか悩んでいる方は、病院薬剤師を一つの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。みなさん、自然豊かなこの長野の地で一緒に働きましょう!!

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     調剤の様子です。一つ一つ焦らず確実にやっていくことが大事です。
     特に当直業務は一人体制となるため、調剤、投薬、注射せんの払い出しなどの業務を優先順位をつけながらやっています。まだ慣れませんが、、、

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     入院センターの様子です。
     面談中はまだまだ戸惑うことが多く、看護師さんに助けてもらっています。。。

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     毎年行われている病院祭で、薬剤部は「おくすり調剤体験」として分包機を使った一包化調剤を、一般のみなさんに体験してもらっています。